はぁ・・・・私はとんでもない人に惚れてしまいました・・・









一目惚れ











事は数日前にさかのぼります。


え?さかのぼらなくて良いって?


・・・・さかのぼらせてください・・・







風紀委員の雲雀さんは校門で服装チェックしつつ、群れてる人たちをトンファーで咬み殺してました(いいのかな?)

私はOKだったんだけど、とりあえず挨拶くらいしよーかなーと・・・。



「あ・・・お早う御座います」


雲雀さんの横を通るときに目だけを雲雀さんに向けて挨拶をした。




「おはよう。良い朝だね」



思ってもみなかった。


雲雀さんが微笑んで返してくれるなんて。




「−−−−−ッ」




多分私はそのとき、顔が真っ赤だっただろう。


そのことを察して私は走ったんだから。








走って教室まで来た。


教室についたとたん私は自分の机に座ると机に突っ伏した。



きっと、まだ顔が赤かったから。




?顔赤いよ?どしたの?走って」



「あ、いや・・・・ううん、なんでもない」



その後ずっと、私は雲雀さんのあの声・言葉・表情が忘れられなくて・・・・・・




今に至るわけです。



ちなみに今は授業中。

ですが私はサボって屋上で寝転がってます。

教室って沢山人がいて苦手だし・・・。

あ、そういえば雲雀さんって群れるの嫌いなんだよね・・・

何か少し親近感湧いてきたかも。




「雲雀さぁーん・・・・」



意味もなく呟いてみる。

その呟きに返事があるとも思わずに。







「何?僕がどうしたの?」






「はうあ!?ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ雲雀さんッ!?」



思わず起き上がる。


あー・・・多分私顔赤いだろーな・・・。



というか貴方もなんでいるのですか!?





「君と同じだよ。僕がいつも授業出てないの知ってるでしょ?」




心読んだッ!?




「えーと・・・・・・雲雀さん、何故わざわざ屋上に?雲雀さん、いつも応接室にいるじゃありませんか」



「君を呼びに来たの。、応接室行こ。サボるなら何処でも一緒でしょ?」


「ふえっ!?」


「じゃあ僕と一緒にサボるのは嫌なの?」


チラっとトンファーを見せて問う雲雀さん。

ちょ、それ脅迫じゃないですか!!


ってアレ・・・?こそっと名前で呼びませんでした?



「さ、行こうか」



私何にも言ってないんですけど・・・





・・・・・・・強制連行

それが一番似合います。

ズルズルと引きずられるようにして、応接室へ向かっております。




















*










あ、この紅茶美味しい。


応接室で雲雀さんと向かい合って呑気に紅茶など飲んでおります。



「ねぇ、



「ふ!? あ、はい?」




名前呼び慣れません・・・。






「・・・・・・・」


「・・・・? あの、雲雀さ」
「その呼び方やめない?」




「はふぇ?」




嗚呼・・・なんとも間抜けな驚き方・・・。



こんなことなら驚き方の練習しとくんだった・・・・・どうやってやるかは知らないけど。






「『恭弥』って呼んでよ」



「ッ!?」



「ね?



こ、怖いよー、雲雀さん。



「は、はい・・・恭弥さん」



「あ、そうだ、それと・・・」



まだ何かあるのでしょうか・・・?










「他の男と群れたら、咬み殺すからね?今からは僕の彼女なんだから」























    一目惚れがこんなにまで発展しちゃっていいのでしょうか?



           いいよね












2006/9/19