創立記念日の2,3日! 第2,5話
「マジマジ!」
とりあえず割り当てられた部屋に入った私たち。
・・・部屋、広い。
私の部屋の何倍もある。
ベッドとベッドがくっついてるワケでもない。
のはいい。
けどね
やっぱ男と同じ部屋ってのは・・・。
「・・・・嫌なのか?」
ベッドに座っている、私の顔を覗き込み、聞く岳人。
・・・・可愛い・・・・。
じゃなくてっ!
「や、やっぱ、ねぇ・・・・。」
「俺のこと嫌いなのか・・・?」
目をそらしてもまた顔を近づけ、聞いてくる。
ううっ・・・・だから、ね・・・
「き、嫌いじゃないんだよっ!?
た、ただね、思春期の女の子と男の子は一緒の部屋に寝泊りしないほうがいいの。」
我ながら頑張った!
けど
「なんで?」
ああ、この子授業よくサボってたね。
特に保健。
『もっと飛んでみそーっ!』
とか言って1人だけ廊下ぴょんぴょん跳ねてたのが隣の教室からも見えたからな。
って今はそんなこと考えてる場合じゃなくって。
「駄目なものは駄目なの。わかった?」
ショボーン。
か、かわっ・・・!
じゃないいいいいいい!!!!!
「じゃあ俺どーすればいいの・・・?」
「・・・・忍足んとこ?」
「やーだー!!!」
駄々っ子かよ!
つか忍足・・・・
お前相方に嫌われてるぞ。
それはいいんだけど・・・。
天然岳人にどうやってこのことを教えるか・・・。
とか考えてたら
どばっしゃーんっ!
何この効果音。
音がするのは出入り口の扉。
隅にあるベッドからも、真ん中にある扉周辺がよく見えた。
「何してんの、あんたら。」
ドアが一番下。
その上に、段々と積み重なっているアイツら。
はい、もちろん跡部たち。
跡部たちに吐かせた話によると
『皆での部屋に泊まっちゃおうぜ☆』
注意!かなりいろいろ省いてます。
というわけで
「あんたらは全員此処。私はほかの部屋。OK?てかOK
んじゃっ。」
正座している(させられている)岳人と樺地以外の皆さんの横を通り過ぎ、
壊れている扉をはめなおして、向かいの部屋に入った。
そして鍵を
ガチャッガチャガチャッ。
厳重に。
――――
「跡部!お前の所為で俺、と同じ部屋になれなかったじゃんかよ!」
ベッドの上でピョンピョン飛び跳ねて抗議する岳人。
「フン、まあコイツの邪魔ができただけいいとするか。」
「よくねぇっ!」
まあ・・・・なんともむさ苦しい部屋になりました。
――――
というわけで部屋はこれで落ち着いた。
・・・・・・のか?
まあ、とりあえず、一応これでお泊り会の始まり始まりー。
2006/06/16