「はい、おわりっ」
「んあ、ありがと」
「どーいたしまして。
ったく、怪我しすぎよ?1回も血が出てないのが救いね」
ベルの足に湿布を貼ると、もう一度ゴロン、とベットに寝転び、目を閉じる。
口内犯しの王子様!
あー、なんで先生でも保健委員でもない私が手当してるかっていうと
最近、先生も保健委員もサボってんのよね。
だから、いつも授業サボって保健室にいる私が代わりにやってあげてるの。
「ねぇ、」
ベルの声で閉じていた目を開けると、ベルが乗っていた
馬乗りで!!
しかもなに、私、手首掴まれてるんだけど・・・。
えーと・・・ヤられるんでしょうか
「ベ、ベル・・・なに?」
「なんで毎日サボってんの?昨日席替えして折角、隣になったのに」
あー、そーいやぁベルに脅されて席替えの一時間はでたねー。
行かなきゃ犯すって脅されて・・・って、ん!?
なんですか、なんですか、王子なのにそういうキャラなんだ
そーかそーか・・・
隣のクラスの骸君と同じキャラか
「聞いてる?」
「はい!!聞いてます!」
自分の世界に旅立ってたよ、私
「えーと・・・授業かったるいからサボってるの?」
「や、オレに聞かないでよ」
「ごめんごめん。えと何だっけ・・・あ、そう!授業かったるいからサボってるの!」
「明らかにさっきそれ作ったよね」
「じゃあ、毎日女の子の日でだるいから!」
「毎日あるわけないじゃん。しかもそれ以前に『じゃあ』って言っちゃってるし」
ちょ、ベルさん?
何顔近づけてるんですか
「二個目は冗談だけど一個目はマジですって!ほんと、マジマジ大マジですってば!本当!ほんとね、マ・・・っ!?」
あー・・・口塞がれちゃった
でもさ、ベル・・・口で塞ぐことないんじゃないの、ねぇ。
って私が実況してる所為でムードもへったくれもないじゃん
「−−−−っ!?」
ちょちょちょちょっ・・・普通初めてキスする相手にフレンチしますか!?ねぇ!
なんか日本語おかしくなっちゃったじゃないのさ!
こ、この状態を『口内を犯されてる』っていうのかな、レヴィ!?
ん!?まてまて私!
レヴィに語りかけちゃ、おしまいじゃん!
スクアーロォォォ!!ボスゥゥゥ!!ルーちゃぁぁぁん!!マー坊ォォォ!!ゴーラァァァ!!
へるぷ!
ってかもうそろそろ苦しいよ。
酸素ッ・・・!!
「んぁっ・・・はぁっ・・・」
やっと口を離してくれた。
離してくれた瞬間、急いで空気を吸う
「オレの理性がもうヤバいんだけど」
「んぅっ!?」
ぬあー!?
角度を変えてまたですか!?
「う゛お゛ぉい、マーモンが怪我したんだけ・・・ど・・・!?」
ナイスタイミングでスクさん(+マー坊)入室
そして二人が入ってきたと同時に口と身体を離すベル。
「よくやった!スクさん!マー坊!!」
起き上がって第一声。
「、明日、授業出なかったら犯すよ」
うん、もう口内は犯したよね、王子様
「返事は?」
「はい・・・」
「じゃあね」
あ、スクさんたちは無視ですか
「・・・?」
うん、そりゃ不思議がるよね、スクさん、マー坊。
「忘れられたら忘れて。手当てはスクアーロよろしく!!」
THE☆逃亡
というわけで次の日からサボらなくなった私なのでした。
―――――え?まとまってない?
うん、スルーして下さい
2006/11/19